オノマトペの日中比較文献综述
2020-05-24 12:16:19
曹向梅(2014)は『新日汉拟声拟态词词典』を対象として、日本語の擬態語は量が多く種類も豊かであることを述べた。中国語は嗅覚、味覚、色についてのオノマトペは豊かである。しかし、日本語には味覚に関するオノマトペは「あっさり」、「さっぱり」、「こってり」などしかない。その他、嗅覚を表す語彙がただふたつあり、色を描写するのもあまり多くない。しかし、人の動作を修飾するとなると、日本語も中国語もいっぱいある。
また、曹向梅(2014)「日本語の擬態語に関する一考察―擬態語動詞化を中心に」の中に、擬態語の派生動詞群「~つく」、「~ぬく」、「~ける」をめぐって、機能、文法、意味などの方面から研究した。それに、「~つく」、「~する」型の派生擬態語を比較した。
何放は日本語におけるオノマトペを合理的に仕分けした。また、日本人はよくオノマトペを使う理由をまとめた。
金晶は日本語における多くの擬態語と擬声語の概念、種類、形態、特徴、機能などの方面から説明し、そして、その重要さも言及した。
李镜儿(2007)は中国語ばかりでなく、他国の擬声語もたくさん収集し、また、『现代汉语拟声词研究』という本も著した。この本には、李镜儿は理論的な検討を非常に重視し、中国語の擬声語における基本的な問題をもっと深く研究した。言語事実の描写、類型の比較、構成分析の研究方法を選んだ。また、擬声語の定義、分類、特徴及び擬声語と修辞技巧、文脈、文体の関係、特有の規律、発展の動向などを研究した。優れた見解を提出し中国語の擬声語の研究を深めた。
李颖は意味分類をめぐって中日における擬態語の異同について説明した。擬態語における分類には中国語は日本語と大体同じで、そして、両方も嗅覚、味覚、視覚、聴覚、触覚を通して、物事を感じる。しかし、日本語の擬態語は中国語より一層多く、豊かである。一方、中国は色上の語彙がたくさんあり、日本はあまり少ない。同時に、その中の文化背景を大切にすることにも言及した。
彭飞(1985)は発音、語彙、修辞、文法、造語、文体などの方面から、日本語の擬態語、擬声語について説明した。また、我が国の日本語の勉強者の経験、特徴を結び、日本語の擬態語#183;擬声語を分析し、それに、日本語における最新的な研究成果を紹介した。『日语拟声拟态词简析』という本には、彭飞はまず、日本語の擬態語、擬声語の重要性及びその利点を説明した。それから、中国人は日本語の擬態語、擬声語をどのように勉強し、理解することを中心として、特徴、語彙、修辞、文法、比喩意義などから研究した。その中の法則性もまとめた。また、日本語の擬態語、擬声語の使用についての注意点を述べて、新聞や広告、文学作品、日常生活の会話の中にはその使用方法も紹介した。
王洪磊は日本人の言語活動の言語表現をめぐって、擬態語,擬声語の語学機能を研究した。具体的には、文学作品、日常生活の会話、漫画及び新聞や雑誌などにの語学機能を分析した。また、その機能と重要さなどに言及した。
杨董玲は定義から日本語の擬声擬態語を研究し、中国と日本の擬態語の発展、形成、発音、意味、構造などを比較した。また、こういう結論を得た。①日本語には、ABAB型の擬態語が多く、中国語にはABB型のが多い。②意味において、日本語の擬態語が味を修飾すのが多く、色を修飾するのに乏しい。中国語には、味覚、嗅覚、色における擬態語が非常に多い。③日本語の擬態語は一般的に副詞として使用し、中国語の擬態語は形容語の文法特徴を持ち、形容語を属する。
张婷は日中におけるオノマトペの比較について語彙量には日本語が多く、擬態語の意味分類には日本語は基本意味も派生意味もあり、中国語はだいぶ意味がひとつあると思われる。また、中国語には動詞として使用できる擬声語が多いが、日本語にはあまりないと思われる。
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