从“くれる”看日本人的恩惠关系(「くれる」から見る日本人の恩恵関係―義理ほどつらいものはない―)文献综述
2020-03-16 13:52:20
文 献 综 述
論文を書く前に、主に以下の文献を読んでおいた。
『日语授受补助动词#8220;てくれる#8221;的恩惠授受意识』 刘少东,王迪
この文章は日本語の授受補助動詞「てくれる」から恩恵授受意識を研究したものである。「てくれる」は自分のために他人がその動作をし、それによって恩恵、利益を受ける意を表す。授受補助動詞は一般的な補助動詞と違い、それは日本人の恩恵意識と繋がる。授受動詞を通して、恩恵関係を現わすことは日本語の中でとても大事である。「てくれる」の恩恵意識を考えるために、この文章は「てくれる」を使うと使わないとの用例を挙げて、その恩恵性の違いを比較した。A:せっかく迎えに来てくれたのに、すれ違いになってしまって、ごめんなさい。B:せっかく来たのに、すれ違いになってしまって、ごめんなさい。Aは「私」は「迎えに来た人」に感謝の感じを表す。「迎えに来た人」はたぶん自分の意志ではないが、上司の命令かもしれないが、しかし、「私」はその中から恩恵を受ける。これは日本人が「和」を重視して、その場合に不必要な摩擦を引かないように、相手の恩恵を主動的に受けたほうがよいと思っている。それに相手に良い印象を与えられる。授受補助動詞を使ないBは日本語の表現習慣と合わない。この前半部分は全て話し手の文句を言うことで、後半部分は謝ると変わって、意味は理解にくくなる。「てくれる」を使用して、話し手の恩恵、利益を含め心理がよくわかる。ですから、適当の場合に授受補助動詞を使用して、自分の感謝の気持ちを表すし、相手に良い印象を与えられるし、人と付き合うによく働くと思う。
『日语授受补助动词再考#8212;从日语教学角度出发』 王燕
この研究は、日本語の授受表現の実際についての研究である。日本語では日常、ずいぶん授受表現を使っている。この本は単純な「本動詞」としての授受表現も難しい「補助動詞」としての授受表現でもある。授受表現などは無くとも基本の意味は伝達できるから、面倒な授受表現などは略してしまいたくなる。ところが授受表現の省略は、実際のコミュニケーションの上では大変難しい。普通の生活していて、例えば他人に窓を開けてもらう場合、「窓を開けてください」と言わず、「私のために窓を開けなさい」などといったら大変なのである。作者は、この複雑であるが実際の言語使用ではとても役に立つ授受表現に興味を持ち、それを様々な用例を即して、中国語の話者に分かりやすいようにした。この研究は物事に対するプラス評価を表す「てくれる」も論じた。「てくれる」は「話し手や話し手側の人のために他人が何かをする」ことを表す受益の表現形式である。私はこの本を通して、恩恵の授受を表すという基本的な意味機能を持ってくれるをわかった。
『坊ちゃん』 夏目漱石
主人公が四国の中学校の教師に赴任するが、赴任先で坊っちゃんは同僚のレッドシャーツと釣りに行き、その船の中で、忠告を受けた。同僚に山嵐という男がいるが、あれはあまり良くない男で、新しい教師が入ってくると、生徒をおだてて、その新しい教師を追い出そうとする。あなたは、あのような男と付き合ってはいけませんと言われる。坊っちゃんは根が単純で、その忠告を受けようとするが、急にはその忠告を受け入れられない事情がある。これはどういうことかというと、坊ちゃんがはじめてその学校に赴任してきたときに、山嵐は坊ちゃんを角の氷屋に連れて行き一銭五厘の氷水をごちそうした。その恩があったので、坊ちゃんがどうするかというと、あくる日学校へ行って、一銭五厘を山嵐の机の上に置いて、あらためて絶交を言い渡すのだが、私はここに一人の典型的な日本人を見る。その次に、「アメリカにおいては、このようなここが精神病の病歴録には多々見ることができるところである。」と断っているが、これは面白いと思う。日本人は、物をもらうと、そのままではいられない。何かこれを返してしまわないといられないのである。第三者どうしのやり取りには関心がないが、自分がもらうとなると苦しむ。私たちにはこうした考え方が染みついているので何とも思わないが、アメリカの人々には異様に考えられたのである。この本を通して、義理ほどつらいものはないことがよくわかった。
参考文献:
1鲁斯#183;本尼迪克特.菊与刀[M].北京:商务印书馆,1992.
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