重叠形式与比况性联合结构(节选)外文翻译资料
2023-07-03 09:41:36
重畳形式と比況性連合構造
大河内康憲 大阪外国語大学学報
sect;1.重 畳 形 式
1.1:重畳形式にはどのようなものが存在するのか,またどのような問題が含まれるのかをあげようとすると次のように考えることができる。
重畳形式
1.詞素の重畳したもの(重畳によって詞となるもの) a.詞根の重畳の問題b.詞尾の重畳の問題
2.詞の重畳したも.... a.もとの詞の品詞の問題b. XXYYかXYXYかの型の問題c.重畳によって生ずる機能および意味の問題
3.構造の重畳したものa.重畳の可能な構造の問題b.重畳によって生ずる機能および意味の問題
1は語構成の問題である。これを漢語における構形法として考える立場があるが,語尾属折をもたない漢語において,構形形式を設定するとすれば,その重要なひとつに組み入れねばならないものであろう8)。しかしこれはひとつの晃方の問題,morphologyにおける整理の仕方というにすぎない。1のbは形容詞語尾の問題である。また2,3はsyntaxの問題である。とりわけ2は品調論争や“漢語課本”の文法体系のなかで論んじられてきたものであり,重畳形式を説く多くの論文の扱うところである。1,2,3を本稿では同じレベルで扱う。もち論,陸宗達,俞敏ほか多くの人によって指摘されるように9),“level of representation”といったものを認めないわけではないが,すべて一律に“形式”であり,その重畳とみるのが本稿の趣意である。3は次のようなものを指す1⑪)。文法の問題としてそう多くあるわけではない。
1.一个人一个人地走進来。
2.一忽閃一忽閃的要下雨。
1.2:まず重畳形式を二分して論をすすめたい。つまり“状況描写性”のものとそうでないものである(前者をA群,後者をB群とする)。薗者は“生生しい様態を想像させる”点で共通であり,しかも文法機能の点でも状藷,述語としてはたらいている(原来の品詞にかかわりなく)。しかしB群は必ずしもそうでない。 A群
(形容詞〕3.我們深深知道他有个老主意“自自然然種庄稼,和和平平搞生産”。
4.那家伙直挺挺地騎在雪地上,白茫茫蓋了一層雪。
〔動詞〕5.他們嘻嘻哈哈地説説笑笑,打打閙閙,唱着自己編的山歌ル11)。
〔名調〕6.公路上雪水横流,到処是坑坑洼洼,汽車又是晃又是跳。
〔場所詞〕7.水利干部上上下下沿着水渠査看,蹲在渠辺久久思索。
〔数量詞〕8.現在不是都己経一座座地建設起来,一件件地制造出来了驕?
〔数詞〕9.戦士們三三両両坐在樹下促膝交談。
B群
〔名詞〕10.人人都知道,家家都塙生産。
{量詞〕11.十几張嘴張張都那麽厲害。
〔動詞〕12.等他椚来再商量商量。
A群はいずれも状況描写としての重畳であり,ある種の“生生しさ”をff:えている。これに反しB群にはその性格が弱い。すでに指摘されているとおり,名詞の重畳は[毎一]をあらわし,量詞の重畳もそれに近く,動詞の重畳はaspectをあらわすといったものである。
しかし,本来重畳形式というもののもたらす意味を,A群にひとつの典型として見出すことができると愚う。漢語の副詞には重畳するものが少くない。 「常常,剛剛,偏偏,単単,恰恰,整整」などをすぐにあげることができるし,重畳することを不可欠とするものもある。
足足,頻頻,略略,微微,漸漸,統統,通通,屡屡,勿勿,梢悩,徐徐,嘗欝,往往,僅僅
連用修飾という位置は動作,状態のあり方を描写するところといえるか,そこにくるものには,重畳するものがきわめて多い。したがって逆に重畳形式というもののひとっの大きな役割は,状語として状況描写をすることにある,といってもよい,このことは状語になる一音節形容詞が,一部のものを除けば重畳形式でなければならないことを想起すれば十分である。重畳するなら,状況描写にふさわしくないと考えられるもの(場所詞,数認)すら状語になるのである。B群にそういう性格がないわけではないが,より明確にみられるA群についてこの性格を考えていきたいと思う。
1.3:従来より重畳詞を本来の品詞から見る立場が支配的である。形容詞は重畳して程度の深いことをあらわし,動詞は重畳して短蒔相,試嘗式になるといったものである。しかしもとの詞の品調を考えることは,重畳形式を考える上でそれほど重要な問題ではない。というのは,それらの品詞に属するもののすべてが重畳するわけではないし12),また重畳によって生ずる意味や重畳型がつねに一定であるとはいえないからである。すでに指摘されているとおり,一部の二音節動調にXXYY重畳型がひろく存在するし,またXXYy型になる形容調は原詞の構成が連合式でなけれぱならない点も,この問題を考えるにあたってきわめて示唆的である。
13.塞子今年回来了一批高小和初中畢業生,回到家,商商量量,説是要給社里一点“見面礼”。
さらにまた一音節動調においても次のような例をあげることができる。
14.底下許多工人嚷嚷,説伯川応該叫他把奨金退出来。
15.零件滾滾如流水。
16.他念念不忘他的資産階級改良主義。
17.他踏上雨水淋淋的金属板,hellip;hellip;いずれも重畳する以前は動詞と考えられるが,ここに見る形は動詞とはいいがたく,一種の状態である13)。16,17は「不忘」や「雨水」と結んだ嗣定格式のにおいがつよいが,ともに状況描写的であり,形容詞の重畳がもたらす意味に近いといえる。
名詞の場合においても同様のことがいえる。先にあげたA群6の「坑坑注桂」は,一音節名詞の一部に限られるといういわゆる名講の重畳とは別物であるし,そのことは次のような例にも見ることができる。
18.看到他的枕旁放着一套毛沢東選集。書皮巻曲,里面画満了圏圏点点。
19.全村八十七戸人家,散居在十五里長的溝溝嶺嶺上。
20.他用一張刮瞼刀片,把旧報紙的辺辺角角裁下来,釘成了学習本子。
これらの例はともに従来より論んじられた動詞や名詞の重畳では扱われないいわば例外である。しかしそれより,われわれはこれらの例のなかから,動詞や名詞といったきわめて状況描写にとぼしいことばが,それぞれある種の具体的状況を“生生しく”写しだしていることに注意しなければならない。頁いっぱいに打たれた“点”や“まる”,いくつも重なる“嶺”や“谷”を,われわれはこれらの例から容易に想像することができる。そしてそれを可能にしているのは重畳であるといってよい14)。
1・4:現代の漢語書面語には,次にみるような重畳がきわめて多い15)。
21.他滔滔説下去。
22.他這才依依不舎地勿勿辞別両介女工。
23.有個赫赫有名的隊長洪鳳英。
24.望着冉冉上升的五星紅旗,熱泪直流。
25.他平時也諄諄教導学生,畫馬要以真馬為師。
26.当時的情景,歴歴在目。
27.祖国各地青年紛紛組織了墾荒隊,来到這里。
28.他唯唯所命,心中十分得意。
これらは口頭語ではほとんどあらわれず,書翫語に限られる。しかし文言というには当らず,現在書面語でいずれも不可欠なことばである。ただなかば固定した絡式であり,完全に自由な形式ではないため16),また従来の“重言”の系譜をひくものであるため,ほとんど論んじられることがなかった。しかし漢語における重畳形式のひとっの姿をこのなかにうかがうことができる。
詩経,楚辞以来漢語には重言がきわめて多いがユ7),そのほとんどは状況語である。たとえば:
悶悶不語。駿駿日上。孜孜不倦。踹踹不安。
またこれらは,すぐ述語に転ずる性格がある。
車轔轔,馬蕭蕭,行人弓箭各在腰。 (杜甫兵車行)
孔子於郷党,恂恂如也,似不能言者。其在宗廟朝廷,便便言,唯謹爾。朝,与下大夫言,侃侃如也,与上大夫言,誾誾如也。君在,踧踖如也,与与如也。(論語郷党篇) 文中「便便」は連用修飾であるが,「恂恂如,侃侃如,誾誾如,与与如」などは述語である。つまりここに見られる重ね形はすべて状語か述語であって,状況描写性のことばとして使われている18)。
もっとも原来漢語にあっては状語と述語の区分はきわめてあやしい。複雑謂語といわれるものの第一述部は,述部というより連用修飾という方が当っているものが少くない。
29. 他笑着説:hellip;hellip;
30.有些地還没有犁,緑肥密密麻麻堆在田埂上。
「笑着」は「着」のつくことにひとつの秘密があるが,「他笑笑説」でも岡様であって, “笑いながら”であり,「説」のあり方についての説明である。第一述部という名称は,学校文法としての立場から,この形式に与えたひとつの説明にすぎない。30の「密密麻麻」は人によってこの後に逗号を入れる。入れなくても読んだとき,ここで息を入れる。逗号が入っていると,文法説明としては一種の複雑謂語で,「密密麻麻」は述部となるが,しかし中圏入の発想としては状語,述語の区別がないsigma;このことは介詞構造状語において,介詞が動詞より転成したものであることを考え合わせれば,思いなかばにすぎる。ともあれ,状語というものの漢語における実体は必ずしも明らかでないが,状況織写性のことばは状語用法,述語用法相互に相通ずるわけであって,重書におけるこの種の例はきわめて多い19)。
秋風颯颯。白草粛粛。気息奄奄。
したがって,重言の系譜をひく現代書面語の「紛紛,稻稻」のたぐいに,述語用法が少くないのも当然のことである。
31.這様一来,群衆議論紛紛,有的説:hellip;hellip;
32.他瞼色清瘦,可是両眼炯炯有神。
1.5:以上のような事実は,現在みる重畳詞が必ずしも原詞があってその重畳したもの,つまり
原罰の存在を前提としたものばかりでない点とも関連する。状況描写にふさわしい詞素,または詞であれば,それを状況描写にふさわしい順序(XXYYなど)に並べるだけで成立するといった事情がある。原詞をもたないまたは原詞の重畳とは単純に考えにくい四音節重畳詞は多い。
星星点点,零零散散,零零落落,源源本本,形形色色,山山嶺嶺,ロロ声声,男男女女,祖祖輩輩,祖祖孫孫,鬼鬼怪怪,家家戸戸,世世代代,轟轟烈烈,分分秒秒,時時刻刻,双双対対,影影紳紳,密密麻麻,屈層畳畳,煕煕擦譲,空空洞洞,断断続続,心心念念,花花緑緑,紅紅緑緑,説説笑笑,呑呑吐吐,胞飽顛顛,鉋飽跳跳,巽翼講講,拾拾綴綴,縫縫洗洗,進進出出,出出入入,罵罵例例,修修補補,癒癒纐纐,閃閃燦燦,気気悩悩,長長短短,大大小小
もち論これらは巳由は作れるものではない。歴史的なっみ重ねを背負っているなかば固定した格式である。前後の成分を入れかえることも許されない2G)。しかしなお“生造”なものがあるのは、事実で,規範的でないにしてもそれが許される素地を漢語がもつことが閥題である。「分分秒秒」などであるが,次の例もそうである。
33.只是把岩石打打鍛鍛,砌砌塁塁,一百多処溝整当沖便從容跨渡了。
1.6:このような形容詞でないXXYYが,それではどのような条件のもとで成立するのか。結果のみ示すと,次のような点を指摘することができる。
第一に,重言の特殊なものの継承をのぞけば,前後の成分が同種のもの,つまり性格のかわらないものとみられていることが必要である。「星星点点」では「星」,r点」,ともに小さいものであり,そのXXYY形式は“ちっぽけな”という状況描写語になる。「鬼鬼怪怪,源源本本」すべてこの調子である。
第二に,全く逆の概念,反義語を並べるものがある。 「男男女女,呑呑吐吐,進進出出,遠遠近近」などである。しかしこれも“岡種のもの,性格のかわらないもの”ということの逆爾であって,“その端的に相反するものも変わりなく,そのいずれにも通じて”という意味をもたらしている。一種の週遍性あるいは“汎説”というべきものである。
大大小小,足有二三百穎,装満了四簗子。
この「大大小小」は名詞の重畳とほぼ同じであるとする説がある21)。しかし「二三百個」のあり方を描くものであって,「大きいものも小さいものもひっくるめて」という描写的汎説になっていることは否定できない。
第三に,状況語というものの性格にもとつくが,場所,蒋間にかかわるものが多い。「日日夜夜,朝朝夕夕,年年月月,年
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