感情形容詞の中訳について文献综述
2020-05-24 12:16:08
仁田義雄(「言語」1998)によると、これまでの文法はずっと形容詞を属性形容詞と感情、感覚形容詞と区分することを研究しているように思われる。 あるいは、評価、判断形容を1種類に取り入れる。 即ち属性形容詞;評価、判断形容詞;感覚、感情形容詞。
西尾寅弥の「形容詞の意味、用法の記述的研究」は感情形容詞研究の代表のものである。西尾は形容詞の意味的な側面から形容詞を属性形容詞、感情形容詞、属性形容詞と感情形容詞の中間的ものに分類した。形容詞には客観的な性質、状態の表現をなすものと主観的な感覚、感情の表現をなすもの特別があることが、認められる。さらに、属性と感情の両面を併せ持っていて、両グループの中間に位置付けるのが妥当だとおもわれるようなものもある。以下の表のように詳しく分類している。
形容詞 |
属性形容詞 |
ヒトの属性を表す形容詞 |
コトの属性を現す形容詞 | ||
モノの属性を現す形容詞 | ||
広範囲なモノの語とを規定する形容詞 | ||
感情形容詞 |
感情を表す形容詞 | |
感覚を表す形容詞 | ||
属性的感情形容詞 |
(西尾寅弥「形容詞の意味、用法の記述的研究」1972)
北原保雄は形容詞の分類には、属性形容詞と情意形容詞と感覚形容詞があると指摘した。属性形容詞は物事の性質、状態を表す、情意形容詞は物事の対するヒトの気持ちを表す、感覚形容詞は外界の物事を認識する五つの感覚(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)で認識される感覚をあらわす。物事の属性と人の感情、情意についての説明は次のようである。物事の属性は、いうまでもなく物事側のものである。一方、人の感情、情意はこれまたいうまでもなく、人側のものである。人の心のものである。(北原保雄「日本語の形容詞」2010)
時枝誠記(1950)は形容詞#65378;赤い、深い、浅い#65379;を客観的な表現の語、#65378;ほしい、恋しい、悲しい#65379;を主観的表現の語として、両者の異同を説明した。形容詞を分類する語、主に、形容詞を客観的な性質タ状態をあらわすものと主観的な感覚や感情を表すものと二分類している。(時枝誠記#65378;国語学原論#65379;1950)
寺村秀夫(1984)は#65378;日本語のシンタンスと意味Ⅱ#65379;では、感情形容詞文における主語の人称制限が過去型において解除されるという現象がある。また#65378;感情の形容詞の#8217;感情主#8217;の人称についての制限を解除する働きを持つと思われる文末の助動詞的形式は、よくいわれるように”がる”や”のだ”だけではない#65379;と述べ、#65378;タ#65379;とムードの関係で、説明した。
寺村はこのように述べる。日本語の感情形容詞は、その今時、過去形と、形式上のは同一の用言の形式に似ることを見て、しかし、実際上に言い表したものは違った法則を用いる。形容詞の今が、感情の表わすこの法則を出してそれで、、過去形に変わって、主張すること言い表した。
益岡(1997)は以下のように描写する。感情形容詞は人物内心世界を言い表す表現形式として、まっすぐその状態や気持ちを言い表す情意形容詞と知識を引き渡すことによって、情報形式をもって現われる説明の型ことに分かれる。そのうち、内心状態の気持ちを表現する情意形容詞は、感情の主体はただ第一人称を限定する。 他方、ただ事物の真偽によって、話題のための説明の型の文は、感情主体を第一人称の情況を制限巣路と同時に、断絶する述語をことで結束する。
参考文献;
【1】北原保雄(2010)『日本語の形容詞』ひつじ書房
【2】寺村秀夫(1982)『日本語のシンタクスと意味 第1巻』くろしお出版
【3】西尾寅弥(1972)『形容詞の意味#12539;用法の記述的研究』秀英出版
【4】仁田義雄(1998)「日本語文法における形容詞#65379;『言語』大修館書店
【5】仁田義雄(2009)『現代日本語文法』くろしお出版
【6】樋口文彦(1996)「形容詞の分類-状態形容詞と特性形容詞 『言葉の科学』 第7集むぎ書
【7】樋口文彦(1997)「形容詞の評価的意味」『言葉の科学』第8集 むぎ書房
【8】益冈隆志(1991)『モダリティの文法』くろしお出版
【9】三原健一(2000)「日本語の感情形容詞」『国語と国文学』 東京大学出版社
【10】 关薇(2007)「現代日本語感情表現研究 」上海外国語学院
【11】孙博(2012)「关于情感词的意义用法-主要以形容词,动词为中心」辽宁大学
【12】肖爽(2013)「日本語の感情形容詞について」吉林大学
仁田義雄(「言語」1998)によると、これまでの文法はずっと形容詞を属性形容詞と感情、感覚形容詞と区分することを研究しているように思われる。 あるいは、評価、判断形容を1種類に取り入れる。 即ち属性形容詞;評価、判断形容詞;感覚、感情形容詞。
西尾寅弥の「形容詞の意味、用法の記述的研究」は感情形容詞研究の代表のものである。西尾は形容詞の意味的な側面から形容詞を属性形容詞、感情形容詞、属性形容詞と感情形容詞の中間的ものに分類した。形容詞には客観的な性質、状態の表現をなすものと主観的な感覚、感情の表現をなすもの特別があることが、認められる。さらに、属性と感情の両面を併せ持っていて、両グループの中間に位置付けるのが妥当だとおもわれるようなものもある。以下の表のように詳しく分類している。
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