待遇を表す表現についての考察ーー談話分析を通して文献综述
2020-05-24 12:16:12
文 献 综 述
「待遇表現」についての先行研究が盛んに行われていることがわかった。待遇表現の定義や選択に関する対人関係やその選択の要因などは既に十分説明されているのである。だが、具体的な談話を基にし待遇表現と人間関係から、その相互の働きを分析し、待遇表現と人間関係を追求する研究は余りにも少ない。
辻村敏樹(1981)は「敬と卑」、「親と疎」、「公と私」という三つの視点から敬語意識の流れを考察してきた。それら三者は全く別個に存在するものではなく、相互に絡み合いつつ今日に至っているのである、と指摘した。最後に、敬語意識の大きな流れとしては、敬卑に発した敬語は現代社会では、尊敬とか卑下とかいうことではなく、社会組織の中における上下関係の認識に基づく慣習的な表現としてみなされるようになっていうこと、また親疎の意識に基づく敬語用法は今日も依然として大きな位置を占めるとともに、それが内外意識による相対的用法として一層発展していること、更に公私の意識による用法は、公の意義が一対多的な場面意識に変質してきていること、と辻村まとめている。
日本語記述文法研究会(2009)では待遇表現の概念#12539;選択に関わる対人関係及び待遇表現の選択基準への考察などが行われている。その中では、第一章にも挙げたように、待遇表現を同じ事態を述べるのに、対人関係や場面などに配慮して使い分ける表現と定義した。それから、話し手の待遇意図には上向き待遇と中立#12539;下向き待遇があること、待遇表現選択に関わる対人関係には、話し手と聞き手及び話題の人物の間の上下関係や親疎関係、あるいは、教える側と教わる側、雇う側と雇われる側、買う側と売る側といった立場関係があること、を指摘している。また、待遇表現の選択には、発話の当事者(話し手と聞き手)の関係、発話の当事者と話題の人物関係など、対人関係の把握のあり方が関わり、日本語の待遇表現の選択基準として、ウチとソトによる使い分けが存在する、と指摘したのである。
窪田富男(1992)は「表現の使い分けをするのに目的があり、人間関係の保持や親密化であったり、離反や破壊であったり、場合によっては、個人のフラストレションの解消であったりする。そうした言葉遣いの変化が、どのような条件――言語外的条件(社会的#12539;心理的人間関係や場面など)や言語内的条件(音声#12539;語彙#12539;文法など)――によって成り立っているかを、理論的#12539;体系的に記述しようというのが『待遇表現』の研究である。」と述べている。そして、自分の研究対象を言語内条件のうち主として語彙と文法に絞って扱っている。
また、待遇表現の研究はプラス#12539;レベルに属する敬語や敬意表現に注目が向くだけではなく日本語学習者に対しては特にマイナス#12539;レベルとニュートラル#12539;レベル表現の比較#12539;対照してその位置付けをはっきりさせ、その性格も効果もわかりやすくなると窪田が提唱した。
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