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关于日语省略表达的考察;日本語の省略表現についての考察毕业论文

 2021-04-17 23:50:19  

摘 要

日语中存在大量的省略现象,省略表达是日语表达的特点之一。日语中的主语、谓语、助词等成分在一定的条件下都可以成为省略的对象。本文通过日语的主语、谓语、助词等的省略现象,简单分析其语用功能,在此基础上再分析产生这些省略现象的日本文化背景和日本人的心理构成。在特定的语境下,省略主语、谓语、助词等成分具有提高对话效率,增加亲近感,使说话者的表达更加委婉、谦虚且礼貌的作用。日语中之所以会存在广泛的省略表达,是因为受其四面环海、自然灾害频繁的自然环境和强调集体、崇尚“和”文化的社会环境以及日本国民性特点等的影响。通过本文的研究,希望能加深日语学习者对日语省略现象的理解,并为学习日语以及理解日本文化带来帮助。

关键词:日语省略;文化背景;心理因素

日本語には大量の省略現象が存在している。省略表現は日本語表現の特徴の一つである。一定の条件のもとで、日本語での主語・述語・助詞などの成分はいずれも省略の対象になれる。本文は日本語の主語・述語・助詞などの省略表現を通じて、その語用的機能を簡単に分析する。そのうえ、このような省略表現が出来た日本の文化背景と日本人の心理構成を分析する。特定した言語環境において、主語・述語・助詞の省略は相手に親近感を与えたり、会話の効率を高めたり、そして話し手の言い方がより婉曲・謙虚・礼儀正しく聞こえたりする効果がある。日本語には大量の省略現象が存在しているのは、四面が海に囲まれ、自然災害が頻繁である自然環境と集団を強調し、「和」文化を求める社会環境及び日本国民性の特徴などの影響を受けたからだと思う。本文の研究を通して、日本語学習者が日本語の省略表現への理解を深め、日本語学習と日本文化理解にすこしでも役立てばと思う。

キーワード: 日本語の省略;文化背景;心理構成

1 はじめに 1

2 日本語の省略表現について 2

2.1 主語の省略 2

2.2 述語の省略 4

2.3 助詞の省略 5

3 省略表現の文化的背景と心理構成 6

3.1 自然環境が育成した「以心伝心」文化 6

3.2 集団意識を強調する日本社会 6

3.3 曖昧さを美とする意識 7

3.4 他人への配慮と余地を残る心理 7

4 終わりに 8

参考文献 9

謝辞......................................................................10

日本語の省略表現についての考察

       

1 はじめに

日本語はほかの言語と比べると自分の特徴がある。省略表現は日本語の言語表現の一つの特徴であり、このような表現は婉曲で多種の意味が含まれている。省略表現は日本語特有の特徴ではないが、ほかの言語と比べて省略表現は多いほうである。主語、述語、助詞など文の成分のほとんどは省略の対象となっている。久野(1978)は省略の基本原則に関して「省略されるべき要素は、言語的、あるいは非言語的文脈から、復元可能でなければならない」という見解を述べている。久野(1978)や三上(1969)などは省略の条件や文法的視点から省略が成り立てる原因を述べている。一方、省略が成り立てる原因は述べられているが、省略表現の使用原因と使用効果については論じられていない。省略表現は省略しないでそのまま表現するより優れた語用的機能がある。また、省略表現が多いのは日本の文化背景と日本人の心理構成とも関係があろうと考えられる。本論文は日本語省略現象の言語機能を明らかにし、それに関わる文化や社会心理を考察しようとする。

2 日本語の省略表現について

 日本語は膠着語の性質を持ち、主語・目的語・述語の語順で構成されている言語である。主語とは、文の動作を行うヒト・モノ・コトを表す語句であり、一般的に、名詞と代名詞はこの役割を担う。目的語とは、文の成分のうち、述語動詞の表す動作・作用が及ぶ対象物や相手を表す語である。述語とは、主語について、その動作・作用・性質・状態などを叙述するものを指す。主語・目的語・述語は日本語の文を構成する基本要素であるが、特定な条件下でいずれも省略できる。

2.1 主語の省略

2.1.1 主観的表現による省略

日本語の省略表現において主語の省略は最もよく見られる。一般的に、主語は文に出てこない、特に人称代名詞が主語になる場合は常に省略される。例えば:

(1)水が飲みたいです。

(2)天気がいいから散歩にいくといいと思う。

(3)今日会えて嬉しいです。

上の三つの例文の主語は省略されていて、主語はいずれも一人称の「私」である。主語は省略していても、文脈によって「私」が主語であることがわかる。話し手の感情・考え・感覚を表す「たい・思う・考える・気がする・感じがする」などの動詞、「嬉しい・悲しい・恋しい・ほしい・怖い」などの形容詞を現在形で表すと、話し手の思いや話す時の心理状態の直接表現であり、主語が一人称に限られている。この場合には、主語を明らかにしなくても、話し手の思考・感情・心理状態・願望であることが分かる。

日本語では、一般的に一人称を省略するので、省略しないほうが不自然である。例えば、「小林と申します」は「私は小林と申します」より自然である。一人称を使うと、自分を強調すること、自分の話に責任を持つことになる。だから、自分の主観的意見・願望・考えなどを表すときは一人称主語を省略する場合が多数である。上で挙げた例のように、この場合で主語を省略すると聞き手に親近感を与えるだけでなく、謙虚で礼儀正しく聞こえる。

2.1.2 授受動詞による省略

日本語には、「あげる・やる・差し上げる」、「もらう・いただく」、「くれる・下さる」などの授受動詞があり、これらの授受動詞は方向性がある。この方向性により、主語が省略されても「誰が誰になにをするか」を明らかにわかることができる。例えば:

(1)お金をあげるから醬油を買ってください。

(2)プレゼントをもらって嬉しい。

(3)名前を書いて差し上げた。

上の三つの例文では、主語が省略されていても、文の中にある授受動詞の方向性によって主語は「私」であることがわかる。この場合で主語を省略するのはもっと親しくて、より効率性のある表現である。

2.1.3 受身表現による省略

日本語では、受身表現は常に主語を省略する。受身文においても主語がなくても文が成立できる。これは日本人はものを言うときは話し手の視点から外在する主体が自分にどんな影響を与えたのかの形式で話す習慣と関係があると考えられる。例えば:

(1)「4」の発音は「死」と同じで不吉な数字だと思われる。

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