摘 要

近年来，人们生活习惯逐渐发生改变，“熬夜”“通宵”成为人们生活常态，导致对电视节目的需求产生变化。以往各大电视台注重对黄金时段收视率的争夺，但在人们生活习惯的改变和网络节目兴起的影响下，重新思考非黄金时段的节目编排，尤其是着重对深夜节目的开发与创新，更具有意义。从总体上看，我国深夜档节目匮乏，以播放电视剧和新闻为主。而国外电视台，尤其是日本的深夜节目种类多样、富有创意，多档节目不但在本国取得良好效益，同时受到亚洲其他国家的喜爱。

本文以日本深夜节目《松子与有吉的愤怒新党》为例，围绕该节目特色进行了分析，剖析了当前中国在发展深夜节目中存在的种种问题，结合日本深夜节目特征提出了个人看法，并预测未来中国深夜节目发展方向。

本文系运用文献研究法和个案研究方法进行的专题研究。全文共分为五个部分：第一部分，介绍深夜节目发展背景、研究方法和创新之处。第二部分，介绍节目基本情况；第三部分，讨论了《松子与有吉的愤怒新党》在节目定位、主持人风格、节目理念的成功之处；第四部分，从节目种类、语言特色和字幕角度对日本深夜节目进行总结分析，探讨可借鉴之处；第五部分，结合日本深夜节目的成功经验，对中国发展深夜节目进行展望，提出在节目团队机制、定位、内容的可行性方法。

关键词：日本电视文化；深夜节目；《松子与有吉的愤怒新党》

要 旨

近年、生活習慣が変わりつつある。「夜更かし」「徹夜」が人々の生活の常態となり、テレビ番組に対する需要が変化している。これまで各局はゴールデンタイムの視聴率争いを重視しているが、生活習慣の変化とネット番組の台頭の影響で、ゴールデンタイムではない番組編成を改めて考える。特に深夜番組の開発と革新に重点を置いている。全体的に見ると、わが国の深夜番組は乏しく、ドラマやニュースを放送するのが主である。海外テレビ局、特に日本の深夜番組は種類が多様で、創意に富む。

本論文は日本の深夜番組『マツコamp;有吉の怒り新党』を例に、この番組の特色をめぐって分析し、現在の中国の深夜番組における様々な問題を分析し、日本の深夜番組の特徴と合わせて個人的な見方を示し、未来の中国の深夜番組の発展方向を予測した。

本文は文献研究法とケースの研究方法を用いて行った特定のテーマの研究である。全文は全部で5つの部分に分けられる。第一部分は深夜番組の発展背景、研究方法と革新点を紹介した。第二部分では、番組の基本状況を紹介した。第三部分では、『マツコamp;有吉の怒り新党』の番組位置づけ、司会スタイル、番組理念の成功点を検討した。第四部分では、番組の種類、言語の特色と字幕角度から日本深夜番組を総括分析し、参考になる点を検討した。第五部分では、日本の深夜番組の成功経験を結び付けて中国の深夜番組の発展を展望し、番組チームの仕組み、位置づけ、内容の実現可能性を提案する。

キーワード: 日本テレビ文化;深夜番組;『マツコamp;有吉の怒り新党』

目 次

1 はじめに 1

2 『マツコamp;有吉の怒り新党』の紹介 3

3 『マツコamp;有吉の怒り新党』の成功原因 4

3.1 番組の位置づけ 4

3.2 司会者のスタイル 5

3.3 番組の価値観 5

4 日本の深夜番組の特徴 7

4.1 題材の広さ、情報量の大きさ 7

4.2 独特の字幕スタイル 8

4.3 司会者センター制 10

5 中国の深夜番組に対する啓発 11

5.1 位置付けが生活に密着する重要性 11

5.2 言語表現の多様性 11

5.3 番組運営方式の革新性 12

6 終わりに 13

参考文献 14

謝辞．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．15

日本の深夜番組特徴についての分析

　　　　　　──『マツコamp;有吉の怒り新党』を例として

1 はじめに

深夜番組とは22時以降に放送される番組のことである。最初は欧米諸国に興じ、次第にアジアに伝わってきた。日本はアジアとして最初の深夜テレビ番組を発展させた国で、1960年代にテレビが各家庭に普及し始め、深夜番組が黄金期に入り、長年の発展を経て、『人類観察』『News Zero』『マツコamp;有吉の怒り新党』などの優秀な深夜テレビ番組が出現した。日本は、実践の中で深夜番組の発展モデルを試しているだけでなく、学術研究において、深夜番組の発展経験を総括し、未来の発展方向を示す。西兼志さんは『バラエティー、コミュニティー、コミュニケーション─コミュニケーション番組としての探偵！「ナイトスクープ」』の中で、「反復」「反転」「視線」「感染」の４つの機制によって、『ナイトスクープ』の長盛不衰の原因を全面的に論証した。長谷川倫子さんは『ザ・ビートルズと深夜放送――1960年代の中部日本放送を例に』で、日本の深夜番組は長い歴史を持っていると考える。この論文は1960年代後半の日本の深夜番組におけるザ・ビートルズの位置から始まり、ザ・ビートルズと発芽期の深夜番組の関係を分析している。

しかし、わが国も改革開放後深夜番組を開催しているが、長年の発展を経て、いくつかの問題がある。例えば：一、受け手の位置付けが正確ではない。今の段階から見ると、各大手テレビ局の深夜番組のタイプは単一で、多くは再放送番組やドラマである。二、番組の品質が低下し、同質化が深刻である。深夜番組では、この時期にあるドラマがヒットすれば、ほとんどの放送局で同じタイプのドラマが放送され、視聴者は見たくなくても見なければならない。三、専門の人材が足りない。伝統的なテレビ局は自身の体制で制作され、その生産方式は従来の流れを踏襲している。制作チームから撮影チーム、後期組まで、すべての種類の番組が同じチームを使う。

現在、わが国は深夜番組の制作方面を改善している。外国の深夜番組を導入したり、参考にしたりして、現地化の番組がある。しかし、海外の深夜番組の成功経験を吸収したとしても、多くの番組は本質的には空虚である。わが国のテレビの深夜番組は、生存時間がどんどん短くなっていることが分かる。現在、我が国の学界では深夜番組に対する研究が少なく、実際に革新を行うことが困難になっていることが現状の原因の一つである。このテーマは海外の深夜番組を参考にして、中国の社会状況に合わせて現地化の改造を行い、探索性と革新性の意義を持っている。

本文は主に文献研究法とケース分析法を採用する。調査の文献には主に以下の三つの部分：一、前世紀の60年代から日本の深夜番組の歴史を参考した。二、日本はここ数年、有名な深夜番組の発展状況と特色分析に対する研究書を参考した。三、国内の一部の学者は深夜番組の構想をどう編成するかについての研究である。紹介したケースは日本の有名な深夜トークショー『マツコamp;有吉の怒り新党』である。この案件の分析を通して、番組の位置づけ、司会スタイル、番組価値観を深く分析し、この深夜番組の革新点を論述し、現在の中国の深夜番組の参考になるものをまとめる。