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児童向きの日本絵本における「死」にまつわるメタファーの研究/日本儿童绘本中“死亡”的隐喻研究毕业论文

 2022-01-09 21:06:46  

论文总字数:11896字

摘 要

国内儿童绘本创作、出版等发展时间较短,特别是以死亡教育为主题的儿童绘本为数较少。日本相较于我国,绘本发展时间相对较长,死亡教育类儿童绘本种类丰富。据2018年统计显示,国内引进的62本关于死亡教育的国外儿童绘本中,原版日本儿童绘本数量最多,达15本,占整体引进数量的24.2%。在日本关于死亡教育的儿童绘本中有许多值得我国参考学习之处。

本文利用认知语言学中的隐喻理论,通过研究以死亡教育为主题的日本儿童绘本内容及表现方式,分析日本儿童绘本如何构建死亡这一抽象化概念,探讨如何利用儿童认知机制进行面对死亡的教育,探寻儿童绘本中独有的死亡教育方式。

研究发现,作为研究对象的日本儿童绘本中,对“死亡”的认知与现实中亲友故去相距甚远,与对未来的希望和憧憬更为接近。“死亡”的底色并非是凄楚惨淡、哀伤悲悯而是可以用一种明亮和温暖的情愫接受它。探究其背后原因,发现这种感受与儿童对于死亡认知的发展初期表现有着密切关系,儿童是按照一种游戏模式来理解和接受死亡的。在以死亡教育为主题的儿童绘本中,帮助儿童认知和理解死亡的过程中,可采用情感因素较为明亮的隐喻,这既符合儿童对于死亡认知的发展,也对儿童心灵和情感起到保护作用。

关键词:儿童,绘本,隐喻,死亡,认知

目 次

摘 要

要 旨

はじめに6

第一章 「死」にまつわる日本の児童絵本について 8

第二章 日本の児童絵本における「死」のメタフャーの分析12

2.1 死のメタファーの分析12

2.2 現実、希望と「死」のメタフャーの関係14

第三章 児童の「死」に対する認知19

3.1 児童の「死」に対する認知の発展19

3.2 死のメタフャー、絵本著者及び児童の死に対する認知22

おわりに 23

参考文献26

謝辞27

はじめに

生命の過程から言えば、児童は最も死から遠い群体であり、死の意味を考えたことがない。しかし、心理的と生理的の視点からみれば、児童は弱者として、かえて最も死に近い群体であり、一人前な人間として家族、友達、ペットの亡くなることを悲しむ権利がある。死を知るということは児童が世界を認知する一つの経路でもある。

中日両国の人々が「死」に対する認識やイメージを比較することはよく見られる。中国人のほうは「死」はタブーと見されるので、児童に素直に「死」を教えることを避ける傾向がある。日本のほうは死に関する教育を展開するのが早く、その早期教育の範囲も広がっており、それに従事している絵本作者のグループの規模が大きく安定している。児童絵本の出版に関する統計によると、2018年に中国大陸で「死」の教育をテーマとする絵本は合計62種に達し、その中に日本の著作権源の絵本が最も多くて15種にのぼっており、約全体の24.2%を占めているということである[1]

 児童の死に対する認知過程はKaneとSpeeceamp;Brent[2]が既存研究を統合し、3つの最も重要な次概念および不可逆性、無機能性、普遍性と簡略化している。そして、原因性と非肉体的な継続性も児童の認知カテゴリーにおいて重要な次概念であると考えている。

 児童の死の認知が発展することに関する研究が多いように見える。ハンガリーの心理学者マリア・ナギ[3](Nagy)が1948年に378人の3歳から12歳に至る児童を対象とし、被験者たちが死に対する認知を研究した。その研究結果は3つの段階に分けられている。具体には、

 3歳から6歳に至る児童は、死は逆転できない客観法則である、ということを否認した。つまり、この階段における児童は、死は逆転できるのはおろか、ただ一種の告別でもある。6歳から9歳に至る児童は、死の観念を受け入れ始めるものの、死の発生が自分自身に起きないと思っている。なぜなら、死に導く理由は、例えば、車にはねられる、殴られる、病気になる、数多くあるにしても、死は避けられると考えられているからである。9歳以上の児童は死の普遍性を認め、避けられないので自分自身に発生する可能性があると考えられている。

そのため、日本の児童向きの絵本において、「死」のメタファーをどのように表されているのか。そして、「死」に対する認知が生まれる原因は何であるのか。死を主題とする日本の児童絵本が「死」のイメージとメタファーをどのように構築されているのか。本稿で認知言語学のメタフャー理論を利用し、児童の死を認知する過程を整え、児童向きの日本絵本における「死」は児童にどのように伝えるのか、ということを明らかにしてみよう。

第一章 死にまつわる日本の児童絵本について

本稿では、調査データとなる絵本は日本より導入された絵本である。全部死にまつわる児童絵本を網羅したわけでないものの、よく知らている代表性のある九冊である。また、死にまつわる日本の児童絵本の数が多いようである。調査結果に説得力をつけるあるために、調査絵本を選出するに叙述方式や主人公が違っているものでなくてはならない。

表【1】と表【2】に表れているように、絵本の主人公が人物あるいは動物によって分類されていた。人物が主人公となるという絵本は6冊選出した。6冊の中に、ノンフィクション絵本は2冊、フィクション絵本は4冊ある。さらに、フィクション絵本の中に、父の死と母の死にまつわるのが2冊ずつある。その他に、動物が主人公となるフィクション絵本を3冊選出した。そこで、計9冊に達している。また、9冊の絵本とも生物がこの世界を離れるという主題をめぐった物語である。つまり、絵本のテーマはすべて「死」につながっている。いずれも「死」の教育に関する絵本であっても、述べ方によって「死」のメタファーがかなり違っているわけである。9冊の絵本は「死」を描くために、直接的な陳述式もあれば,婉曲な遊戯式もあるといういろいろな特徴を持っている。

児童の死亡教育の材料としては、9冊の絵本は異なる役割を果たしている。人物の主人公の絵本においては、亡くなった死体がどこへ行ったのか、子どもに教えるということが重点に当たられ、緩和な調子によって子供に死の厳しい事実を受け入れさせると目指している。一方、動物の主人公の絵本においては、人間と対照的に動物の死を説明しており、より直接的な説明であるものの、死に臨んでいる場合生きる動物の考えを描くことに力点が入れられて、すなわち「死」の事実で「生」の意味を強調されている。換言すれば、「死の教育」は「生命教育」と密接に関係している。

表【1】9冊の児童向きの日本絵本の概要

書名

作者

出版社

出版年

ページ

『さよなら、エルマおばあさん』

大塚敦子

小学館

2000年

60

『なみだあふれるままに』

内田麟太郎

PHP研究所

2016年

32

『てんごくのおとうちゃん』

長谷川義史

講談社

2008年

33

『おとうさん』

土田義晴

講談社

1998年

33

『ままがおばけになちゃった!』

のぶみ

講談社

2015年

32

『まほうのマフラー』

あまんきみこ

ポプラ社

2002年

31

『100万回生きたねこ』

佐野洋子

講談社

1977年

31

『くまとやまねこ』

作湯本香樹実

河出書房新社

2008年

48

『のにっき』

近藤薫美子

アリス館

1998年

30

表【2】9冊の絵本の内容概要

書籍

種類

主人公

死者

メタフャー

『さよなら、エルマおばあさん』

ノンフィクション

エルマおばあさん

エルマおばあさん

『なみだあふれるままに』

ノンフィクション

女の子

おじいさん

失却

『てんごくのおとうちゃん』

フィクション

男の子

おとうさん

天国へ行くこと

『おとうさん』

フィクション

女の子

おかあさん

墓に住むようになること

『ままがおばけになちゃった!』

フィクション

男の子

おかあさん

お化けの形式で存在すること

『まほうのマフラー』

フィクション

男の子

おとうさん

マフラーの形式で存在すること

『100万回生きたねこ』

フィクション

ねこ

ねこ

別の物理的空間へ移動すること

『くまとやまねこ』

フィクション

くま

とり

彼岸の空間へ移動すること

『のにっき』

フィクション

むし

むし

肉体の分解と散逸

これから、9冊の絵本の詳細を概要してみよう。

 『さよなら、エルマおばあさん』では、エルマおばあさんの飼っている猫は主人公になり、病気になったエルマおばあさんが余命いくばくもなく毎日真剣に暮らし、静かに死を待っていることを見つめている。エルマおばあさんは死が旅行ごとき、ただ魂がなじみの肉体を離れ、別の世界へ行くのだと思っている。また、『おとうさん』は主人公となる女子の視点から片親の父親の物語を描いている。片親のお父さんがいつも彼女と付き添ったり、たくさん楽しみ合ったりして、よくお母さんも見舞いに行った。主人公のお母さんが家族と一緒に住んでいないで、一人で海辺の墓碑に住んでいるというわけである。そして、『てんごくのおとうちゃん』の主人公は天国にいるお父さんを偲び、よく過去のことを思い出している。以上の三冊の絵本における死のメタファーは長く暮らしていた地方を離れて別の地方に行くと理解できる。

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