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日本の若者言葉についての考察――語義変化から若者の精神状態を探る/日本年轻人用语的考察--从语义变化看日本年轻人的精神状态毕业论文

 2022-06-25 22:57:41  

论文总字数:10055字

摘 要

年轻人用语是社会与文化的产物,充分反映了世间百态,也向我们展示了一门语言的强大创造力。但是,年轻人用语作为一种鲜活的语言,主要由本国语言使用者广泛使用,对于大部分国外的外语学习者来说,直接接触这种语言的机会较少。因此,本文以日本年轻人用语作为研究对象,从语意着眼,对其所反映的日本年轻人的精神状态进行了研究。

本论文从年轻人用语的语意变化切入,通过大量的词汇统计和分类,发现其实质上反应出了日本年轻人“以心传心”的娇宠心理、连带意识以及游戏和叛逆心理。简言之,日本年轻人用语是特定时代背景下的产物,与日本的文化特征息息相关。

关键词:年轻人用语 语意 文化 精神状态

目 次

1. はじめに 1

1.1 若者言葉の定義について 1

1.2 先行研究 2

1.3 問題提出 3

1.4本論の問題点と目的 4

2.研究方法 4

2.1概説 4

2.2統計内容と結果 5

2.3まとめ 5

3.語義変化の種類―統計結果に対する具体的分析 6

3.1語義の拡大 6

3.2語義の転移 7

4.現代の若者の心理状態―語義変化への考察 8

4.1甘えと連帯意識 8

4.2遊び心と反発性 9

5.おわりに 10

謝辞 11

参考文献 12

  1. はじめに

1.1 若者言葉の定義について

1.1.1先行研究で取り扱う「若者言葉」とは

 一般的に言う「若者言葉」はおそらくその使用者の年齢層と語用機能の面から定義しているだろう。しかし、各研究者が若者言葉に対する認識にはずれがあるためか、今の時点では研究者の間に「若者言葉」という用語にはまだ統一した定義がない。今までの諸論考には複数の定義がある。その中、最も広く認められているものとして、下記の二つが挙げられる。

 「若者言葉は、特に若者が中心に使用する娯楽的、隠語的な表現である」(小矢野哲夫 1997)

 「若者語とは中学生から三十歳前後の男女が、仲間内で、会話促進、娯楽、連帯、イメージ伝達、隠蔽、緩衝、浄化などのために使う、規範からの自由と遊びに持つ特有の語や言い回しである」(米川明彦 1998)

1.1.2流行語、新語と若者言葉の区別

 『国語大辞典』では、流行語を次のように定義されている。「その時代に適応した、きわめて感化的意味が強く、爆発的な民衆の使用する語。多くは徐々に消滅するか、あるいは一般語彙に定着する。はやり言葉とも言う」。また、新語については、「新しくその言語社会に現れた、または既存の事物や概念を新しく表現するために作られ、または正当なその語の自然な語義変化とは言いにくい度を越えた新しい意義を与えられて、その存在権を社会によって承認された語。そのような意義としてその言語社会の語彙の構成要素ではなかった語が新たに出現したとき、新語と称される」と述べている。

 流行語と新語の関係について言えば、一部の流行語は新語に属しているという。流行語が新語である場合もあるが、そうでない場合もある。米川明彦の『新語と流行語』では、「流行語は必ずしも新語ではなく、流行語が新語である場合は新語として出現して広く人々の口にのぼったときである」と記述されている。それによると、新語が流行した場合には新語がそのまま流行語であると言えよう。

 新語と若者言葉は二つとも時代変遷の産物であるが、作り手と使用者の範囲に違いがある。新語の作り手は範囲が広く、各年齢層と社会階級の人々が新語を作ってきている。しかし、若者言葉の作り手はほとんど若者で、使用の範囲も主に若者たちに限定されている。また、新語は若者に広く使われ流行りになってくるのにつれ、若者言葉に変わる場合もある。一言で言うと、両者は重なっている部分もあれば、異なっている部分もある。 

1.2 先行研究

 中国国内または日本にかかわらず、若者言葉についての著作、論文は書籍、新聞、雑誌及びインターネット上に数多く掲載されている。日本において、若者言葉に対する系統的な研究は米川明彦、小矢野哲夫の二名より始められた。

米川明彦氏は若者言葉を専門分野として先導してきた第一人者で、『若者言葉を科学する』の中で、大量の例を通して、日本語若者言葉の発生背景、造語法及び使用状況などを客観的に系統的に分析を行った。日本語の若者言葉の歴史については、米川氏は明治時代から二十世紀九十年代にかけての若者言葉について、具体例を挙げて、時代背景より分析を行った。造語法の面では、綿密な系統的分類を行っている。その本は後世の研究者にとって貴重な研究資料となっている。

小矢野哲夫氏は『女子大学生のキャンパスことば』、『若いモンのことばと現代語』、『現代若者ことば考』と『若者ことばとコミュニケーション効果』などの論文と著作の中で、若者ことばの問題について論述しており、新しい角度から、日本社会または日本語教育に注意を向けている。

そのほか、若者言葉の具体的な一現象、あるいは一側面を取り上げる研究も少なくない。代表的に、音韻・音声面、文法面、言語意識、地域差、具体的表現などについての研究がある。

中国においても、日本語の若者言葉について研究する学者も多数いる。たとえば、劉徳有氏が『若者語』の中で、八十年代に流行した日本の若者言葉を対象にし、とりわけその造語法の分析を行った。吉林工業大学の劉麗華は『日本年轻人用语』という論文の中で、造語法において、借用、省略、語呂合わせ、派生の四方面から分析している。

そして、若者言葉の新しい特徴についての研究も近年現れてきた。例を挙げれば、三江学院の石海英氏は『当代日语中年轻人用语的新特征』という論文の中で絵文字、顔文字と新方言の使用を中心に、日本の若者の心理変化を探っている。筆者もその論文によってかなりインスピレーションが涌いてきた。

1.3 問題提出 

 若者言葉は生の日本語として、日本語母語話者に一般的に使われている。その一方、若者言葉は、「オーソドックスな日本語」として政府などの公的機関から認められていないので、一般の公的文章や教科書には掲載されない。また、筆者の知っている限りでは、中国では殆どの大学教師は標準語以外の日本語を教えないので、日本語学習者には若者言葉を接触するチャンスはあまりない。その結果、日本語学習者が授業以外で日本語母語話者と日本語で交流する機会があるとき、日本語学習者から日本で通用している若者言葉を聞いても日本語母語話者にとっては、外国人であることを前提にしていても、他人行儀な言葉遣いだと感じているように思われる。筆者も仲のいい日本人友達に若者言葉を話したとき言葉遣いが固いと言われたことがある。実際、日本人と親しい関係を築いていても、自然な友達同士の会話に発展しにくいケースが少なくないと言えよう。

そのほか、日本人社会には若者言葉に対して、批判的な立場が多い。日本語の専門家は言うまでもなく、「今の若い人たちの言葉遣いは日本語を乱すものだ」や「今の若い人はものの言い方が乱暴でだらしない」などのマイナス評価がよく文献に見られる。筆者の70歳を越えている日本人先生も若者言葉に下品さを感じており、抵抗がある。

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