从电影《小森林》看日本人的食文化
2023-07-25 12:03:48
论文总字数:9979字
摘 要
电影《小森林》是根据五十岚大介的人气漫画原作而改编制作的。由“夏、秋、冬、春”4部构成。从这部电影可以看出日本人对待自然的态度和四季更迭中绝赞的日本料理。电影围绕“为了生活而吃饭,为了吃饭而耕种。享受享用大自然的恩惠,积蓄生存能力”这句话,传达了日本人意蕴深长的人生观和价值观。
本论文以“从电影《小森林》看日本人的食文化”为题。先研究五十岚大介的创作背景,再深入分析电影《小森林》的内容,从而领悟出日本人特有的食文化。
关键词:小森林;日本人;四季;自然;食文化
目 次
謝辞 I
要旨 II
摘要 Ⅲ
1 はじめに 1
2 五十嵐大介の生涯 2
2.1 作者の紹介 2
2.2 創作の背景 2
3 映画『リトル・フォレスト』のあらすじ 4
4 『リトル・フォレスト』中の日本食文化 7
4.1 『リトル・フォレスト』中の日本料理の特徴 7
4.2 『リトル・フォレスト』中の日本人の食生活 8
4.3 『リトル・フォレスト』中の日本料理と季節感 9
5 おわりに 11
参考文献 12
1 はじめに
『リトル・フォレスト』(little forest)は五十嵐大介の同名人気漫画を実写映画化される作品である。主人公・いち子は若手実力派女優の橋本愛が好演し、『重力ピエロ』などの森淳一が監督を務める。約1年間に渡って岩手県でオールロケによって、東北の美しい四季の移ろいに合わせ夏・秋・冬・春の4部作として完結する。映画を観ました後、この心地よいの作品が好きだ。
「小森」は日本東北地方にある村の中の小さな集落である。商品を売る店などはない。必需品を購入なら、役場のある村のセンターにいって、そこに農協の運営する小さなスーパーと数軒の店がある。基本的に行きは下り坂ので、自転車で30分ぐらいかかる。しかし、帰りはずいぶん時間がかかる。冬は積雪のため歩いて行くしかない。のんびりと90分がかかる。それでも、大多数の人は、買い物はとなり町の大きな郊外型スーパーなどに行く。いち子がそこに行くなると、だいたい1日で往復できる。
小森に戻ってきた主人公・いち子は、田畑をたがやし、野山で採る旬の自然食材で料理を作り、大体に自給自足の生活をしている。自然のありがたみを知って、心から大自然に感謝する。
本論では、作者五十嵐大介の創作背景を紹介する。この映画のあらすじを読み取る。季節感のある洗練された日本料理の特徴を指摘し、「食」と「農」の本質的な繋がりを検討する。そして、四季折々の日本料理から見る日本人の食文化を探究する。
2 五十嵐大介の生涯
2.1 作者の紹介
五十嵐大介は高いデッサン力と繊細な描写で、カリスマ的な人気漫画家である。彼は1969年4月2日に生まれた。出身地は埼玉県熊谷市である。只今、岩手県盛岡市在住の47歳である。
中学生の頃、五十嵐大介自身が押井守の映像作品の強い影響を受けた後、セリフのないサイレント漫画を描いていた。押井守のほかにいろいろな作品から大きな影響を与えた。たとえば小学生の時に見た『ドラえもん』や宮崎駿による作品『となりのトトロ』『風の谷のナウシカ』、杉浦日向子の『百日紅』、つげ義春による漫画『石を売る』などの優秀な作品の精華を吸収している。
多摩美術大学美術学部油絵科を卒業した後、本格的に漫画を描き始め、アフタヌーン四季大賞を受賞し、漫画家としてデビューした。1993年に漫画雑誌『月刊アフタヌーン』で『はなしっぱなし』で連載を開始する。2004年に『魔女』により第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。2009年に『海獣の子供』で第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受けて、しかも第38回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。
五十嵐大介はたくさんのシュールレアリズム作品や自然を主題とした幻想的・神秘的な的作品を書いたが、『リトル・フォレスト』のように料理と生活に密着した作品も上手である。彼が漫画を描くなら想定している読者は常に女性。多い作品で主人公が女性である。
- 2 創作の背景
五十嵐大介の漫画創作は個人的な農耕体験が大きな関係を持っている。彼が1999年ぐらいから4年盛岡にいて、そのあと3年間岩手県衣川の農村(現:奥州市)に飼い猫と一緒にと移り住んでいて、田舎の自然の中で暮らした。
彼は漫画家としてデビューしたところが、挫折感を味わっていたことがある。だから、にぎやかな都会の喧騒とストレスから離れて、自然豊かで静かな田舎で移り住んだ。興味を持ていることをやってみる。衣川村では、彼が農業に従事し、静かに暮らした。山間の美しさに陶酔し、新鮮な空気を吸って、気分がよくなった。
彼は自分の畑で米や野菜を育て、パンを焼きながら自給自足を目指して生活をしていた。彼がその生活を漫画にする。昼間のうちに農作業をして、夜に自身の実体験をもとに漫画を描く。そして『リトル・フォレスト』という形になっていった。自然に囲まれた山間の小さな集落で畑仕事をすることによって暮らす一人の女性の姿が描かれている。
3 映画『リトル・フォレスト』のあらすじ
高校生の時、突然母親が蒸発した過去を持つ主人公・いち子は、卒業後に都会に出たあと、自分の居場所を見つけられず、生まれ故郷である東北の山間部にある小さな集落・小森に戻り、一人で自然の恵みにふれ、感謝しながら自給自足に近い暮らしをしている。
主人公・いち子が幸せでシンプルな毎日を送っている。近くにスーパーもコンビニもない小森で畑仕事に精を出し、稲を育て、あたりの野山で採った季節の食材を材料に毎日の食事をつくって、食べるとともに、生きる力を充電する。
四季折々の景色の美しさを映し出した映画『リトル・フォレスト』を通じて、自然風景の魅力が感じられる。同時に旬の食材を活かす日本料理が現れている。
『夏編』
小森は盆地の底にある。夏の天候は高温多湿である。梅雨時期に湿度は100%近い。カビ対策には点火した薪ストーブを焚いてパンを焼く。いち子は田に発生したの雑草を取り除く。彼女はどうも虫が好かない。ひどく蒸し暑いから、彼女はサッパリしたい。甘酒に酵母を入れて、米サワーを作りすぎたら後輩のユウ太を誘う。家の脇にグミの木がある。季節には毎年実の重みで枝がよくしなる。いち子は都会で暮らした男を思い出して、グミを採り酸っぱいジャムにしてみる。作り方を教えた母親の福子の思い出を回想する。畑に人参、セロリ、生姜とハーブ類野菜を収穫したら、母からの教えられたウスターソースを作る。いち子の中ではウスターソースは自家製で醤油ベースである。だから学生の頃、商店で売っているウスターソースを見つけたとき大いに驚く。ハシバミの実を摘んでつくる「ヌテラ」パンにたっぷり塗って食べる。これはいち子の大好物である。沢にはたくさんのミズがある。ミズを摘み、ミズとろろを作る。ミズでいろいろな料理に使えて、食欲をそそる。養魚場でアルバイトをするいち子とユウ太は、シゲユキのキャンプ場でイワナの塩焼きと味噌汁を食べる。自家製ホールトマト小森の夏は雨量が十分である。暑い日にいち子は氷で冷やしトマトが好きだ。彼女はトマトが露地栽培をする。トマトは強くて弱いので、少しトマトを収穫する。トマトが熟する、自家製のホールトマトを作る。
『秋編』
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