授受動詞の使用から見られる日本人の人間関係(从授受动词的使用看日本人的人际关系)文献综述
2020-03-18 16:51:09
1、王燕(2010)『从日语教学的角度看授受表达方式』 中国社会科学出版社
王の研究は、日本語の「授受表現」の実際の使用状況についての研究である。日本語で日常にずいぶん「授受表現」が多用されることがわかった。それでも、単純な「本動詞」としての「授受表現」が理解できるいうまでもないものの、「補助動詞」としての「授受表現」というと、面倒なところに触っていないようである。
複雑なのに、実際の言語使用に役立つ「授受表現」を解明するために、さまざまな用例を挙げ、中国語の話者に分かりやすいように体系化した。会社をはじめて、日本人の付き合いの場面などでは、日本社会と中国社会を比較的に観察しながら、日本と中国の文化の違いが存在しているように強く感じられる。そのような文化は言葉に表れていることに思い至り、中国語にはなく、日本語には存在する「授受表現」に興味を抱えさせてくれた。たしかに、日本の日常生活にこのような「授受表現」はもっとも重要なものの一つといえる。
2、顾明耀(2004)『标准日语语法』 北京高等教育出版社
これは日本語の文法教材であり、詳しく「授受動詞」の基本的な用法を紹介した。「授受動詞」は全部で7つあり、そして、3組に分けられる。具体に、(a)くれる、くださる(b)やる、あげる、さしあげる(c)もらう、いただく。また、「授受動詞」の二つの区別を具体的に紹介しておる。①違う組の区別は内外の違い、つまり、日本の「内外#8217;」は相対概念であり、対象に決した。②同じ組の区別は長幼の違い、つまり、長輩、上級を尊敬しれなければならない。
「授受動詞」は単独に使用できるばかりでなく、「動詞の連用形+て」の後ろにあった補助動詞にもなる。そして、人間の付き合いと恩恵のやりとりが表現できることになっている。「~てさしあげる」、「~てあげる」、「~てやる」は強烈な恩恵があり、使用の時注意するといい。
3、王莉(2012)『从日语的”授受动词”看日本人的等级意识』 时代文学
日本は厳しい等級の国であるといわれている。このような厳しい等級関係は日本人の「恥意識」ばかりでなく、もっとも人間のコミュニケーションの言語も体現した。日本語の授受動詞は外の方面で日本社会の関係を表現している。日本語は授受関係を表現した時、各場合に応じて「内外関係」と「上下関係」を変えながら等級関係を遵守していた。換言すれば、よいコミュニケーションができるように、最終の日本なりの「和」に達するためであろう。
このような言語特徴と日本文化とは離れられず、文化は言語を通して体現されている。一方、言語は文化を伝えている手段でもある。日本の等級文化は言語に体現した典型的なものは「授受表現」と言える。
4、解晓飞(2008)『授受補助表現の使用における問題点』华东理工大学出版社
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