日本語の敬語から見る女性の地位/从日语敬语使用看日本女性的地位文献综述
2020-04-13 13:41:37
文 献 综 述
論文を書く前に、主に以下の文献を読んでおいた。
1.『談話表現ハンドブック』泉子#183;K#183;メイナード(2005)
この文章では、女性語と男性語の特徴を述べている。通常、女性的な表現では、断定を避け、命令的でなく、自分の考えを相手に押し付けない言い方が多く、男性的な表現では、断定や命令を含み、出張#183;説得をするための表現が多く使われる。より断定的なスタイルとして男性語スタイルがあり、一方女性語スタイルはあまり断定的ではないといわれている。具体的には、女性語専用とされる「かしら」、男性語専用とされる「だろ」をはじめ、文型やそのディスコース全体の雰囲気に至るまでいろいろなレベルで、断定的なスタイルと、そうでないスタイルという種別がある。一般的に敬語を多く用いた表現は、断定を避けた女性的なスタイルという印象がある。女性語と男性語の選択には、心理的な要因、社会的#183;イデオロギー的要因、さらに言語使用の場や状況にまつわる制約などが影響するため、話し手の生物学上の性では簡単に片付けられないのである。
2.『社会言語学入門』東 照二(2007)
この文章は女性の標準語使用という状況についての理由をまとめている。一つは、女性のほうが男性よりも社会的地位、階級といったものに敏感であり、社会的に高い、標準的な言葉を話すことによって、自分の地位も向上させることになる、と考えるからである。次の可能性は、社会的な圧力、期待のせいで、女性のほうが標準的な言葉を話すと考える。もう一つの可能性は、女性は社会的にみて男性より低い位置にあるとみられており、このため女性は自分の地位を守るため、ひいては相手の気持ちも守るため、標準的な言葉を使うようになる、という考え方である。さらに、標準的でない言葉は、肉体性、強さ、野暮ったさなどの男らしさの象徴であり、したがって女性はそれを避けて標準語的な言葉を使うようになる。
3.『日本女性地位的变迁与日本女性用语的制度化』尹航(2013)
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