21世紀は世界全体が政治的に、経済的に、大変革が迫られている。グローバル化を伴い、世界は複雑になって、様々な問題が飛び出している。この状況を打破して、良い社会に向かうためには高度人材を生み出すことが重要とされる。言い換えれば、21世紀を牽引する要は高度人材である。それゆえ、現在、世界各国が積極的に高度人材を獲得している。21世紀に入ったばかりアメリカ政府は世界各国の高度人材を奪い合うということを国家の戦略として推進している。2001年、アメリカ政府が制定した「移民法」では年齢、国籍、宗教などを問わず、学術の領域で目立っている成績がある人はアメリカの国籍を獲得する優先権がある。世界各国はは留学生あるいは高度人材の争奪戦に突入している。

寺倉憲一「我が国における日本留学の新展開」（2009）によると、先進国では留学生の受け入れ現状は大変異なる。英語圏になると、例えばイギリスにおける留学生の割合は25.1％である。オーストラリアにおける留学生の割合は26.2％である。非英語圏であり先進国であるとして、フランスの留学生の割合は11.9％である。ドイツの割合は12.3％である。同じく非英語圏国である日本の割合はわずか4％に過ぎない。日本で海外から留学生の受け入れは深刻である。一方で、人口減少に伴う労働力不足及び高齢化社会の問題はますます厳しくなる。それを踏まえて、2008年に日本政府は「30万人計画」を打ち出した。この計画の根幹はアジア、世界との間のヒト、モノ、カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開する一環として」の優秀な留学生を獲得するものである。

本研究は「留学生30万人計画」の進展状況を通し、失敗の恐れがある理由を探り、留学生30万人計画の実現のために、今後必要と考えられる取り組みについて検討する。

2. 研究的基本内容与方案

本研究は「留学生30万人計画」これまでの進展を通して、いろいろな資料やデータをもとにして2020年まで本計画の実現の可能性は低いと推測する。「留学生30万人計画」の達成が現状では困難であることを明らかにすることを目的とし、失敗のおそれがある原因を分析する。失敗の原因は三つの面から説明していく。一つ目は異文化からの違和感である。二つ目は留学生誘致活動の不足である。三つ目は就職先として敬遠された日本企業である。最後は、留学生30万人計画の実現のために、今後必要と考えられる取り組みについて検討する。

技术方案：

1、卒論のテーマを選定すること。

2、資料、参考文献を集めること。

3、スケジュール通りに進みぐあいをそろえること。

4、本人で卒論を作成すること。

5、字数（6000字以上）をまもること。