1. 研究目的与意义（文献综述）

中国では、日中の道徳教育に関する比較研究は近年次第に蓄積され、数多くの成果を生み出してきた。その中には、例えば「中日中小学德育方法的異同及啓示」は中日両国が開設した徳育のカリキュラムんを切り込んで相似点をまとめながら、教育方式から異なる特徴を分析し、上層部の指導者、教師達は徳育教育の成否を左右する重要な要因と指摘した。また、「日本中小学德育水準評估的実践探析」には日本の徳育の評価の標準を分析し、我が国の道徳評価に「さらに人間性、具体化、多元性を導入すべき」という結論を与えた。「日本中小学德育内容探析及其啓示」には日本の中小学の徳育の特徴と教科書の内容を分析して、我が国の中小学徳育に啓示を与えた。

　日本でも徳育に関する研究が多くある。「日中の教育比較論」には中日が歴史上異なる国の影響を受けて教育政策の違いによって、具体的な事例とともにデータをつけて分析した。「中国には巨視的に見れば、解放の春へと向う時代であったといえよう」という結論を出す。「修身教育の史的展開からみた徳育の教育目的と教育方法の考察 : 明治期の小学校における修身教育の形成を中心に」は明治期の小学校における修身教育の形成について、師範学校附属小学校の事例をふまえて小学校修身科の教育的位置づけやその教育目的、教育方法などにかかる諸法令や史料等の分析を通して考察した。「幼児教育と小学校教育の接続における道徳教育の展開」には幼少連携というキーワードを軸にして、幼児教育と小学校教育の接続について説明していた。

まとめに、以上の研究には主に歴史の角度から分析していたが、本論では、現代中国と日本の小学校の道徳教育の政策と教科書を主に両国の小学校の徳育における異同を比較した上で、その要因を分析したい。そして日本の小学校道徳教育を成功させた経験を活かし、中国の小学校道徳教育の不足点や問題点などを改善し、国情に適する特色のある徳育方針を探究するつもりである。

2. 研究的基本内容与方案

基本内容：

　本文は中国と日本の小学校の道徳教育を詳しく紹介し、教材と政策を中心とする異同を比較した上で、様々な格差の要因を分析したい。そして日本小学校道徳教育を成功させた経験を活かして、中国の小学校道徳教育の不足や問題点を改善し、国情に適した特色がある徳育方針を探究する。

以上を踏まえ、次のことを明らかにすることは目的である。

3. 研究计划与安排

1月20日　 テーマを選定する。

2月20日　 アウトラインをする。

3月15日　「開題報告書」を提出する。

4. 参考文献（12篇以上）

[1]清多英羽.幼児教育と小学校教育の接続における道徳教育の展開:教育課程の工夫とスタートカリキュラム[j].青森中央短期大学研究紀要,2018(31):79-84.

[2]浜野兼一.修身教育の史的展開からみた徳育の教育目的と教育方法の考察:明治期の小学校における修身教育の形成を中心に[j].大学紀要,2018(58):31-41.

[3]秋山早苗.教科書に縛られない道徳教育の実践(小学校) (特集 道徳教科化のねらいと対抗軸)[j].人権と部落問題,2018, 70(4):30-37.